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08.17
Sun
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平成26年8月1日 新潟県、雨飾山、登山口で写す。

ピンクの鮮やかな美しい花だ。少し高度を上げた山地に多く咲くようだ。ものの本によれば太平洋側に多いという。谷川岳の厳剛新道の登り口から尾根に達する処々に鮮やかな美しいピンクが微笑んでいたのが忘れられない。此処のシモツケは、ひときわピンクが鮮やかだったように思う。
近所の庭にひときわ鮮やかなピンクを発見、聞いたら「京鹿の子」だという。首を傾げかしげ帰って図鑑で調べたら同種のキョウガノコだった。キョウガノコは園芸種だという。シモツケソウよりさらにピンクが深い。
よく似た花に同じ属のシモツケがある。灌木で、平地の山裾などによく見られ、垣根などにも植えられ庭の縁を飾る。
 

シモツケは下野だろうか。どんな関係があるのか無いのか知らない。下野は現在の栃木県。
この地を舞台とする能は意外と多い方だ。殺生石、遊行柳、船橋、物語の舞台ではないが関係のある「放下僧」など。
能「放下僧」は敵討ちの物語。演劇性の濃い能。主人公のシテは僧侶。僧侶が人を殺す、敵討ちをするという突飛な着想だ。これはシテを放下僧(中世の巷間の芸人)に仕立て禅問答を語らせるため。禅問答は今の我々には理解しがたく興味も薄いが、当時の人には身近で興味のあるものだったのだろう。これにクセ舞、鞨鼓、小唄の舞を加えて「遊狂物」に作った能だ。無駄のない引き締まった能。「遊狂物」は主人公が色々な芸を見せることを主眼とした作品群。当時はこうした芸を「狂う」とも言ったらしい。
詳しい、能「放下僧」の解説はホームページ曲目の解説をご覧下さい。

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