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05.07
Mon
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乙女湖 2018年4月12日写す。以下同じ
肝心のカメラを忘れスマホで撮った。不慣れでピント合わせが
上手くいかなかった。

乙女湖は奥秩父連山、国師ケ岳の麓にあるダム湖。琴平湖が本名らしい。
中央高速、塩山から30分程。“乙女”の名にピッタリのきれいな湖。
観光客も少なく静かな湖。近くに立寄り温泉があり度々訪れる。
今回は乙女湖の近くの乙女高原の早春の花を見に行く積りだったが、
冬季閉鎖中だった。此のところの夏日続きの暖かさだったので閉鎖が
信じられなかった。「道路凍結注意!」の立て札があちこちに立っていた。
何が凍結だ!思わず怒鳴ってしまった。

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アブラチャン(油瀝青) クスノキ科

葉を落とした枯れ木々の山道でこの花に出会うと、」
春がきた♪春が来た🎶と思わず歌ってしまう。春を知らせる花。
華やかな花ではないが名前に愛嬌があって大好き。チャンだから。
チャンは油の類いの名らしいが、やはり可愛い子チャンと呼ぶのと
同じように親しみを込めて呼ぶチャンだと思うことにしている。
枝を折るといい香りがする。昔は種から灯火用の油を採ったそうだ。

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ヤマエンゴサク(山延胡索) ケシ科

可憐、可愛い花。なよなよとした風情は昔の美人を彷彿とさせる。
それにしても変な名前を付けたものだと思う。
名付け親の学者にはそれなりの根拠があるだろうが。
延と索は解るような気がする。茎は弱々しく索、つまり紐ように
地面に這い延びるからだろうか。胡が分からない。
胡は人や物を貶めて呼ぶ言葉だと辞書にはある。

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ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科

早春の花。筆の形に花を抱いて芽を出す姿が例えようもなく可愛い。
花の形が女性の化粧道具、眉掃きに似ているのでマユハキグサ
(眉掃き草)の名もあるが、やはり源義経の愛妾、静御前の清楚な
舞姿に例えたというのが相応しい。
能では静御前はアイドルだ。吉野静、二人静、船弁慶などの曲がある。
特に船弁慶は人気度、上演頻度の首位を争う曲。

船弁慶
平知盛の亡霊と戦う義経。義経は子方が勤め活躍する

源平の戦いに決定的な勝利をもたらした義経の軍事的才能と指導力は
兄、頼朝の警戒するところとなり、義経は追われる身となる。
義経は愛妾、静御前を伴い西海に落ちて行くが、尼崎大物の浦
で弁慶の諫言によって静御前を都に返す決断をする。
別れの宴が催され静御前は泣く泣く別れの舞を舞う。
義経は静御前との別れを惜しみ船出を躊躇うが弁慶は敢然と船頭に
船出を命ずる。静かだった海が俄かに荒れ狂い波間から平家の武将の
亡霊が浮かび上がる。中にも平知盛の亡霊が大長刀を打ち振り振るい
義経主従におそいかかる。

前場では静御前の哀傷を濃密に描き、別れの舞が美しい。
後場は一転、平家の猛将、平知盛が長刀を縦横に振るい舞台いっぱいに
暴れまわる迫力満点の舞台が現出する。
初めから終曲まで息の抜けない充実した舞台。通常の能にある中入りの
合狂言はない。

能「船弁慶」の詳しい解説はこちら

  


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