FC2ブログ
05.26
Sun
IMG_6781.jpg
バーベキュー大軍団 2019年5月3日写す。以下同じ

多摩川の河口、羽田から35キロくらい、府中市の多摩川河川敷。
家族連れ、若者グループ、50人程の大団体、外国人グループもあった。
もうもうと怪し気な煙が立ち昇り旗の形、怪獣の形、鳥の形に青空に
消えて行く姿に見とれしばしボーっと。

IMG_6796.jpg
オニゲシ(鬼芥子)ケシ科

流れの近くの砂利の中に咲いていた。ビックリ。
赤い大きな派手な花は一目で外国渡来と思わせる。
誰かが種を蒔くなど有り得ない、何処から来たのか。
真っ赤な大きな花びらが風に揺れ妖女の風情。
ヘロインを採る芥子によく似ているそうだ。
古い話だがチェンマイの山奥に山岳民族を訪ねた。
現地のガイドの勧めで。ケシの花が満開だった。
採り立て枝つきのライチを食べた。
中華料理店で食べるライチとは別物の美味さだった。
ライチは楊貴妃の好物、早馬で運ばせたそうだが西安まではかなりの日数、
鮮度も味も落ちるのは当然。楊貴妃より美味いライチを食べたのだ。
楊貴妃は花に例えればケシの花のような人だったのかもしれない。
能「楊貴妃」では楊貴妃の美さを「梨花一枝、雨を帯びたる」と謡う。
西安にケシの花が咲いていたら“ケシ一枝”となったかも知れない(笑)

能「楊貴妃」は安碌山の乱で非業の死を遂げた楊貴妃を語る。
楊貴妃の霊魂は仙界の蓬莱宮にあって玄宗皇帝との愛の日々を偲び暮らす。
玄宗皇帝も楊貴妃との離別を嘆き、せめて魂魄の在処でもと神仙の術を使う
方士を蓬莱宮に遣わす。
白楽天の長恨歌を軸に華麗に美しく貴妃の嘆きを語る大作。
長恨歌は今の世には遠くなったがこの能を観ていると美しく悲しく迫る。

楊貴妃2
蓬莱宮に貴妃を訪ね当てた証に、思い出の簪を方士に与える楊貴妃

IMG_6798.jpg
ハリエンジュ(針槐)マメ科

ニセアカシアの方がよく知られた名。
つぼみは天ぷらが美味しいと聞くので試した。
揚げ上手の手にかかると絶品かも知れない。
採るのにトゲが恐い。目立たず国産ぽいが北アメリカ渡来らしい。
白い花の房を垂れ、風に靡く様が夢を誘う。
“橙は実を垂れ時計はカチカチと”
草田男に見せたら何と詠うだろう。

IMG_6780.jpg
 クサフジ(草藤)マメ科

広い河川敷をススキや芦、葦の枯れ残りを掻き分け、転びまろびつ苦労の末
河原に出たらクサフジの群生が続いた。
鼻唄が出た。演歌だったり唱歌だったり童謡だったり、謡曲の一節だったり。
川面のさざ波を見たりしていたら、あれ?オレはもしかして
アノ世に行ってるのでは?と変な気分も起こった。

能「楊貴妃」の詳しい解説はこちら

comment 0
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top